趣味等

角川武蔵野ミュージアム行ってきた

埼玉県東所沢にある「角川武蔵野ミュージアム」に行ってきたので、感想と紹介を書きます。

角川武蔵野ミュージアムとは

芸術や博物、本の複合ミュージアム。

外観が特徴的な5階建ての建造物で、各階でいろいろな催しを体験することができました。

ぼくは1Dayパスを購入して

ファンゴッホ展、未来の書店、本棚劇場、漫画ラノベ図書館と鑑賞してきて大満足。

ファンゴッホ展

言わずと知れたゴッホ。

主目的は本棚劇場でしたが、せっかく来たので、ゴッホ展も行ってきました。

このゴッホ展を「タブロー」を見ようと思って来たら、拍子抜けすると思います。

タブロー・・・・・・。原田マハさんの小説で知ったので使ってみました(*^^)v キャンバスに描かれた絵のことです。

ここは、プロジェクターでゴッホの絵を壁に投影するスタイルでした。

ゴッホの様々な絵を、動きと音楽を交えて流していく感じです。

最初、え?こんなの?って思ったけど、気が付くと結構魅入ってました。

文章では伝わらないと思うので、ぜひ見てきてください。絵の出現の仕方や見せ方に工夫があって、結構面白かったです。

出口にむかうと、ゴッホの生涯が紹介されている部屋へ。

原田さんの小説で概略は知っていましたが、壮絶な人生ですね。

未来の書店

未来の書店は、VRゴーグルをかけてスティックを操作しながら、仮想空間の書店の中を歩き、本を選んで購入するようなものでした。あくまで体験なので購入はしませんが。

あとは、性格診断から「あなたへの1冊」を選んでくれるものもあってりして、結構面白かったです。

VRゴーグルは慣れてなくてちょっと酔いました。

本棚劇場

一番期待してたところ。

あとから知りましたが、4階、5階どちらからでも行けるんですね。ぼくは未来の書店から行ったので、5階から降りていく形になりましたが、4階が正面入り口って感じですね。

本棚劇場は、4階と5階をぶち抜いてものすごく高い本棚があり、圧巻でした!

行ってから知りましたが、本棚劇場はYOASOBIが紅白の舞台で使った場所だったんですね!紅白見てましたが、完全にセットだと思っていました。

また、今日は本棚劇場でプロジェクションマッピングをやっていました。

内容は秘密ですが、あるアニメの紹介みたいな感じでしょうか。

本棚もそれようにセットされていて、プロジェクションマッピングで、こうやって備え付けのものと融合させるとこんなに楽しいものなんだ、と興奮!

4分くらいの短いものでしたが、とても面白くて2回見ちゃった。

Edit Town

ぼくは5階から降りたので、Edit Townに入ったのは劇場より後になりました。

Edit Townは9つの「書域」に分かれていて、書域はそれぞれ約15の「書区」に分かれています。

書区はさらに約10の「書列」に分かれます。

書 域書 区
記憶の森へ別世界へどうぞ、コズミック・ロマン、地球のできごと、水と緑と大地、神話の神々、昔むかしあるところに、きらきら絵本どぎまぎ絵本、人間の喜劇と悲劇、罪の究明・罰の宿命、旅の見聞録、刻まれた記憶綴られた記録、遺された言葉たち、自伝と自画像と私小説、なつかしい風景恋しい場所、滔々と物語は大河のように
世界歴史文化集文明の発祥、王と皇帝の歴史、さまざまな民さまざまな国、いつも戦争があった、抵抗と革命と、女王と紳士と大英帝国、ベルサイユとナポレオン、ゲルマン魂の消息、みんなアメリカン、さまよえる人びと、中東・アラブ・イスラーム、東アジアの秩序と分断、グローバル資本主義、文明の闇、歴史はどこへ向かうのか、歴史事典・地図・年表
むつかしい本たち哲人と哲学、神の論理・仏の教義、政治と経済と法律、西の世界観、思想のポストモダン、数学を究める、物資の科学、宇宙像を探求する、創造する工学、カオスと複雑系、医術・医療・医学、人類と民族の学、言語の生態、百科全書と博物学
脳と心とメディア脳と心と意識、知覚をさぐる、知る・考える、心を知る学、心の傷と障害、メディアの世紀、広告と宣伝とプロパガンダ、エディトリアルアドベンチャー、コンピュータ増殖系、明日のネット社会、AIのおくりもの、サイバー・アンドロイド
日本の正体日本列島と日本人、神話の国から日本国へ、万葉・古今・新古今、「あはれ」と「をかし」、カミの信心ホトケの信仰、天皇と将軍、常民と遊民、城と天下と武士道、江戸幕府250年史、明治維新と帝国日本、戦争と復興と繁栄、外の眼・内の眼、匠たちの技、大和絵から日本画へ、芸と道、日本文学傑作選
男と女のあいだ細胞とゲノム、進化/オスとメス、生きものの世界、動物の王国、裸のサル、幼なごころ/思春期、欲望とエロス、歴史をゆさぶる男と女、母性とフェミニズム、性の文芸、傑作ラブロマンス
イメージがいっぱい詩と歌と詞、幻想力とファンタジー、美の造形、モダンアートの消息、建築モダニズム、写真は語る、ミュージックワールド、舞台のウチとソト、映画に恋して、モード/ファッション、しるしとかたちのデザイナー、文字と書とタイポグラフィ、SFに浸りたい、ミステリー/ホラー、神秘主義と魔法
仕事も暮らしも月の仕事、火の仕事、水の仕事、木の仕事、金の仕事、土の仕事、日の仕事、仕事場訪問、働き方を考える、生きぬく哲学、チームで働く、聞き上手、企て上手、場つくり上手、駆け引き上手、変身上手、商い上手、ふるまい上手、ひとり上手、教え上手、書物の歴史、読書とブッククラブ、書店と書店員、図書館とライブラリアン、身につく読書術、本の本、東西の愛書家、本が事件になる
個性で勝負する勝負師列伝、ザ・エレクトリック、グレートスモーカー、ひとりっ子、黒が大好き、モドキスト、告白と白書、ミネラル幻想、偏愛ボタニスト、ダークヒーロー、民芸な趣向、なんでも蒐める、クラブで集う、マルチな才能、高橋コレクション、夭折の異才、ペンと線と筆、スター列伝、夜想派、煉獄篇、殺意の純情、冒険と探検、グルメ三昧、酒と文人、辛口毒舌

それぞれの区分けにさまざまな本があるわけで、膨大な量の本がありました。

普通の書店には置いてないような本もたくさんあって、とても面白かったです。

椅子もあるので、座って読むことも可能。絵本もあるので子供も楽しめそう。

新しい興味あるジャンルに出会うことができるのではないでしょうか。

漫画・ラノベ図書館

ここはあんまり興味なくてほぼ素通り。ぼくの好きな少年漫画や青年漫画がなかったので。

漫画とラノベを読むことができます。

感想まとめ

建物を出てから、同じ敷地内にある本屋へ。

グッズや本が売られている、まあ普通の本屋ですかね。ちょっとめずらしい本もありましたが。

ミュージアムは入場料も安いものではないので、そう何回も来れるわけではないですが、本好きなら一度は行ってみてもいいんじゃないでしょうか。とても楽しいですよ。

ぼくは本棚も楽しかったけど、ゴッホも面白かったので、今度はどこかの美術館に行きたいなあ。ゆっくりタブローを見に。