漫画『ちはやふる』を読んで、出会った言葉。
なんて素敵な言葉だろう。だから読書はやめられない。
ぼくにとっては、小説も漫画も立派な読書なので。
梅は、寒い冬を越えて最初に芽吹く植物だそうだ。百の花に先駆けて咲き、春を告げる。
転じて、世に先駆けて活躍する偉人を指すようになったという。
いわゆるパイオニアというやつかな?
この言葉を知ってから、一番好きな花は、梅に変わりました。桜から。
今までは桜が一番好きだった。春!って感じがして。
でも「百花の魁」を知り、梅の力強さを知って、その花を見ると、以前とは違って見えた。
綺麗なだけじゃないというか。ああ、これから春がくるのか、これから一斉にいろんな花たちが芽吹いてくるんだな。という「意味」みたいなものが見えるようになった。
梅干しも好きだし。
今後は、好きな花は?って聞かれたら、自信をもって「梅が好き」って言う。「なぜなら梅は百花の魁といってですね」って、なんかちょっとオシャレじゃない?