「夢をかなえるゾウ」の著者である、水野敬也さんの4つの短編のお話です。
自己啓発小説です。ためになる内容であり、面白いお話でもあります。
読みやすく、サクサク読めました。
深沢会長の秘密
- 君だけの人参
- たったひとつの成功法則
- 深沢響
まさか、会長の正体が○○だったとは・・・・・・。
成功法則は簡単だけど難しい。僕にもできるだろうか。
ハッピーコロシアム
- JHC
- 幸せ指数
- 食
- 世間体
- 舌戦
- 火渡り
- 欲望と感謝
資本主義は、個人の欲望を満たすのが幸せ。飽食の時代だからこそ感謝を大事にしたい。
見えない学校
- すける
- うける
- おこる
- さがす
- うつす
- うかる
共感が大事。共感する力のことを、こころの知能指数『EQ』と呼ぶそうです。本書には出てきませんが。これからはIQよりEQの方が大事と言われることがあります。
氷の親子
- 熊の親子
- ジェットコースター
- お化け屋敷
- フライングカーペット
- 観覧車
死にそうな熊の親子が助けを求めて遊園地内をさまよう。
観覧車から語られる命の話。
最後は少し切ない終わり方。
まとめ
水野さんの本は、自己啓発の内容でも小説として面白いので、すんなり読めます。
本書は成功法則、幸福、共感、死生観とそれぞれ寓話的に教えてくれます。