趣味等

ここ半年ほど瞑想をやっているので、実感した効果と要領を紹介します。

半年ほど瞑想をやっているので、実感した効果とやっている要領を紹介します。

まず瞑想とはなにかっていうと、心をリラックスさせること、何かに集中すること、何も考えないこと、などと言われています。

そういう心にすることで、頭をスッキリさせ、さまざまな効果を得ることができます。

マインドフルネス

マインドフルネス瞑想とは、心をマインドフルな状態にする瞑想のこと。

マインドフルな状態とは、「今現在」に集中していること。過去や未来、いろいろな雑念にとらわれず、ひとつのものに集中している状態。

一番簡単で、初心者でもやりやすいと言われているのが、呼吸に集中する瞑想。

なぜ呼吸に集中するかというと、人間の生理現象の中で唯一自分でコントロールできるものだから。

やりかたは簡単。リラックスして座って、自分の呼吸に集中するだけ。

ぼくは4秒吸って、6秒かけて吐く、というやり方でやっている。吐く方を長くゆっくりやる方がいいらしい。

やってみたらわかるが、呼吸に集中していても、必ず雑念が浮かんでくる。そりゃもうホントにいろいろなことが頭に浮かんで、考えてしまう。

だから失敗!ってわけではない。雑念が浮かぶのは自然なことなので、「あっ、今自分はこんなこと考えてる」って俯瞰的、客観的に捉え、「よし、呼吸に集中」って感じで集中を呼吸にもどせば大丈夫

実はこの集中力を呼吸に戻す時に脳が鍛えられているらしい。要は脳の筋トレ。

瞑想はどれくらいやれば効果があるのか

これは人それぞれあるんだろうとは思うけど、毎日5分やるだけでも効果はあるらしい。

ホントにこんなにたくさん効果あるの!?って思いますよね。ぼくも思います。

上記の効果は、「頭がからっぽになること」と「深呼吸すること」に付随する効果が多いように思っています。特に「頭がからっぽになる」ことこそが、瞑想の効果を得るために一番大事なことだと思います。

ぼくが実感した効果は、「集中力が付く」「ストレス減少」「頭がスッキリ」「不安の減少」「寝付きが良くなる」とかですかね。頭が良くなった気はしません・・・・・・。

ちなみにぼくは、毎朝10分の呼吸瞑想をやっています。

他の瞑想法

最近瞑想が楽しくて、ちょっと違うのもやってます。

もともと焚火とかで火を見るのが好きだったのですが、アパートに移ってから簡単にできなくなってしまいました。

そこで、蠟燭瞑想をやろう!と思い立って、今は夜に蠟燭瞑想も取り入れています。

ゆらゆら揺れるろうそくの灯りに集中する。この揺らめきが「1/fゆらぎ」といって自然現象(星の瞬きや、木々の揺れ、木漏れ日、川のせせらぎ)に含まれる一定のリズムのようで、癒し効果があるといわれています。

どうりで、焚火を見ているとリラックスできるわけですね!

他にも、要は集中していればいいわけで、靴磨きや草むしり、部屋の掃除等もマインドフルネス効果はあるみたいですよ。歩くときに足に意識を集中、とかでもいいようです。

まとめ

上記の「何かに集中している状態」というのは、まだ瞑想の第1段階であり、実践瞑想と言われています。

第2段階は境地瞑想であり、「思考、雑念が全て消えた状態」となり、快感を得ることができるそうです。ぼくは半年ほどやっていて、快感を感じたのは1回だけです。その時は「あ~、瞑想気持ちいい!最高!」って感じになって、上手に瞑想できたなあって思ったのを覚えています。

半年で1回だけなので、まだまだ修行が足りませんね。上級者はこの状態に入るのが簡単らしいです。

そして第3段階が光明瞑想という「悟りの境地」であり、物事の本質を見極められるようになるそうです。上級者は12分ほどで、第2段階を終え、「本当の無思考」になり、その3分後に悟りが起こるらしいです。

瞑想はデメリットもなく、お金もかからない、簡単な健康法です。

ぜひ日々に習慣に取り入れて、マインドフルな生活を送ってみませんか?

ぼくにも悟りをひらける日はくるのでしょうか・・・・・・。

参 考

茂木健一郎/脳を鍛えるマインドフルネス/世界文化社

藤原俊通/自衛隊心理教官と考える 心は鍛えられるのか──レジリエンス・リカバリー・マインドフルネス/遠見書房

佐渡充洋・藤澤大介・/マインドフルネスを医学的にゼロから解説する本/日本医事新報社

小池龍之介/解脱寸前 究極の悟りへの道/幻冬舎